高校受験で使う時計の正しい選び方。高校入試で時計を忘れた体験談から学ぶ
高校入試が近づくにつれて、学習面の対策はできる限りやったという受験生も多いと思います。
普段通りの実力が出れば合格は間違いないと思えるまで頑張ってきたからこそ、 最後まで気を引き締めてほしいです。
実際に高校受験は、中学受験に比べると試験当日のトラブルに悩む受験生は少ないです。
でも、毎年多くの受験生が何かしらのトラブルにあうことがあります。
今回は、高校入試の事前に確認しておけば安心できる「受験前に確認しておきたいこと」を中心に説明します。
・時計が必要な理由とどんな時計が良いか
⇒時間のみがしっかりわかる『アナログ時計』
・前日までに準備しておく物や便利な物
⇒準備しておく物:受験票・筆記用具を含む『8選』
便利な物:弁当や飲み物を含む『10選』
・試験当日、忘れ物をした場合
⇒受験する高校に報告する

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高校入試なのに腕時計を忘れた!?やらかしたけど、無事合格した体験談
私が、高校受験で目指した高校の偏差値は53くらいだった思います。
入日当日、今でもその時のドジな体験を覚えていて、忘れることはできないと思います。
時計がないことに気づく
それは私が高校受験当日に腕時計を忘れて行ってしまったことです。
あらかじめ受験会場の下見をしていたのですが、その時は教室に時計がないことを確認しませんでした。
もしかしたら普段は時計があっても、試験当日だけ時計を外していたのかもしれません。
そのあたりの記憶は確かではないのですが、いずれにしても試験会場に腕時計を持っていかなければいけないことになっていたのだと思います。
受験票や筆記用具などは必ず必要なので、それは確実に有るか確かめていました。
言い訳になりますが、中学校の教室には時計があり、今まで腕時計をして学校に行ったことはありませんでした。
その為、腕時計自体をはめた記憶がほとんどありません。
腕時計はおそらく中学校の入学祝で頂いた記憶があったので、持っていたと思います。
もし、それがなかったとしても、きっと親から腕時計を借りていたか、買うかして用意していたと思います。
私の中では腕時計を持っていくという発想が全くありませんでした。
しかし、試験会場の教室には時計が全くなく、もちろん、腕時計を2つ持ってきている親友、知人もいませんでした。
時計がないので焦っていた
時間がわからない中、5教科も受験をしなければいけないと思うとかなり焦ってしまいました。
そこで、試験監督の先生に腕時計がないので、時間がわからないことを話しました。
すると、その先生は時々、黒板に今何時か、時計の絵を描いてくれると言って下さいました。
私はそれだけでもありがたいと思い、先生にお礼を言いました。
実際に試験が始まり、最初の科目は国語でした。
途中で先生が時計の絵を描いてくださったので、自分でもだいたいの時間を把握することができました。
しかし、2教科目以降は試験監督の先生が変わり、そのようなことはもちろんやってはもらえませんでした。
でも、私は受験のための模擬試験を何度もやってきていたので、だいたいの時間の把握はできていました。
そのため、時間がわからなくても全教科の試験を時間内に終わらせることができました。
それでも時計がない分、いつもよりは焦って少しスピードを上げて、回答していきました。
見直しも含めて、時計がない状態で十分に行うことができました。
無事に第一志望の高校に合格することができましたが、試験当日はかなり焦りました。
それでも平常心で試験に臨むことができたのは日頃の模擬試験で体がなれていたからだと思います。
1件でも多く模擬試験を受けて慣らした事で、良い結果に繋がったのだと思いました。
【高校入試なのに腕時計を忘れた】体験談から学べる2つのポイント

【ポイント1】試験中、時間を知ることの大切さ
高校入試本番なのに、 時間がわからず試験問題に集中できないのはかなり不利です。
そのためにも、時間がわかる時計は必要です。
日頃、スマホなどを使っているから時計は必要ないかもしれません。
しかし、試験中に時計がないからスマホなどを机の上に置いておくことは認めてもらえません。

なので日頃、時計を使う使わないはおいといて、試験会場で必要だと思ったときに使える時計は準備しておく必要があります。
逆を言うなら、試験会場に時計があれば使わなくてもいいと思います。
必要な時に使える時計を準備しておくことが大切なんです。
【ポイント2】前日に準備しておくことの大切さ
前日までに、試験会場の下見をしておくことはとても大切です。
高校入試当日に試験会場がわからない、試験開始時間までに間に合わなかったでは今までの努力が水の泡です。
また、受験票や筆記用具など当日の朝に準備するのではなく、前日の夜に余裕をもって準備・チェックすること。
もっともベストは、高校入試の当日はいつでも行ける体制になっていることです。
そして、必要な物や便利な物がわかっていれば気持ちにゆとりができると思います。

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【高校入試】時計が必要な理由とどんな時計がオススメなのか
高校入試の当日は、時間との戦いでもあります。
ゆとりを持って試験問題を解いているつもりでも、残り時間が少なくなると焦ってしまうことも十分考えられます。
ここでは、高校入試当日に時計を持参することができるのか?
持参できるのであれば、どのような時計がオススメなのかを説明します。
高校入試の当日に時計は本当に必要なのか?
高校入試の当日に時計は必要かと聞かれれば、迷わず「必要」と答えます。
確かに試験会場に時計が設置されている会場もあります。
それでも、試験中に使いなれた時計を使っていいのかは確認すればわかることです。
さらに、試験会場に間に合うように行動するには最低限時計は必要だと思います。
もっと言うなら、試験会場に時計があるだろうと安易に考えるのは間違いです。
公立高校ならまだしも、私立高校の中には教室に時計がないケースもあります。
使う使わないは別にして、当日利用できる時計を用意しておくのが最も理想的な考え方になります。
高校入試にこんな時計を持って行くのはNG!!
高校入試で試験会場に時計を持ち込むことが許されているからといって安心してはいけません。
時計の種類によっては使用不可となるケースも多々あります。
ここで、紹介する例は、一般的に大学受験などで正式に決められていることです。高校受験の場合は、受験をする高校によって異なることもあります。
持っていくことが許されない時計の例
・スマートウォッチ
・辞書や翻訳機能のある時計
・メモリ(記憶機能)のある時計
・計算機のついている時計
・試験で有利になると思われる時計

基本的にどの時計も試験が有利になる機能を持つ時計だといえます。
一部の高校では「デジタル時計」が不可となっているケースもありますが、全ての高校で不可という訳ではありません。
「アラーム機能」も様々な見方がありますが、高校によっては音が鳴らなければ問題なしというケースもあります。
ただし、試験中にアラーム音が鳴ってしまったら、最悪『失格処分』=『テストを受けれない』となることもあるので注意が必要です。
自分が入試当日に使いたいと思っている時計が不安な場合は、時計そのものを中学校の担任や受験校する高校に見てもらうといいです。
事前に見てもらい許可をもらえれば使っても問題はありません。
高校入試の当日はどんな時計がオススメなの?
実施の高校入試でオススメできる時計と言われると、最初にクリアしておきたい部分は「NGではない時計」というのが最初の条件です。
言い方を変えると余計な機能がついていない時計であれば全く問題なしということになります。
見にくいわけではないなら、アナログ時計が無難だと思います。
デジタル時計の多くはアラーム機能があります。
うっかり音を鳴らしてしまった場合は、最悪のケースも考えられますので、事前に回避しましょう。
できれば、先々も使える電池式クオーツ時計が良いのではないでしょうか。
価格帯も高いものは必要ありませんが、性能を考えると安すぎるのも不安です。
機能がなくても、時計としての信頼性が高いものを選択するのがポイントです。
電池式の場合は、必ず受験前に電池交換をしておきましょう。

高校入試当日に必要な物『8選』とあると便利な物『10選』とは?
高校入試の前日までに持ち物をしっかりと準備したつもりが、肝心な物を忘れてしまうというトラブルが毎年あるようです。
自分は大丈夫だと思っていても、試験当日の天候や体調によってありえないようなトラブルになることもあります。
ここでは、受験当日に絶対に忘れてはいけない物とあると便利な物を紹介しておきます。
高校入試の当日、絶対に忘れてはいけない物【8選】
受験当日に絶対に忘れてはいけない物を紹介しておきます。
これらの持ち物を忘れた場合の対処方法は後ほど説明をします。
・【1】受験票

絶対に忘れないようで意外に忘れ物として多いのが「受験票」です。複数校や複数回の受験をする受験生は、学校名や試験日の確認をしましょう。
・【2】筆記用具

試験の形式によっては、シャーペンよりも鉛筆の方が使いやすい場合があります。もちろん、シャーペンは壊れていないか、鉛筆は折れていないか確認して下さい。
また、消しゴムは最低2個以上用意しておきましょう。
・【3】現金

交通手段でICカードを利用している受験生も多いと思います。何かあったときに『現金』を持っていればその場で役立ちます。
・【4】携帯電話

試験会場では使用不可でも、試験会場に向かう途中に交通機関の遅延などのトラブルが発生したときに携帯電話が役立ちます。
受験する高校の連絡先は登録しておきましょう。
・【5】ハンカチ、ティッシュ

咳や怪我などあって困らない、ハンカチやティッシュ。
少なくとも春から高校生になるのですから、身だしなみとして当然の持ち物です。
・【6】身分が証明できるもの

中学校の学生証が無難です。もし、受験票などを忘れたときに役立ちます。
基本は使用することのない物ですが、あくまでも安全のために持っておきましょう。
・【7】時計

時計を使えるかは説明した通り、事前に確認をする必要があります。受験会場に着くまで、必須の持ち物なので、忘れないようにしましょう。
・【8】教科書・問題集・自作ノート

休み時間に教科書や問題集、自作ノートを使って必ず復習にしましょう。
やってはいけないことは、試験会場で新しいことを覚えることや前の時間に受けた教科の答えあわせをすることです。
持っていくことが可能なら便利だと思う物【10選】
持参が可能な場合や必要であればあると便利な物を紹介します。
試験会場や受験校によって持ち込みを認めないこともあるので事前に確認をしましょう。
・【1】弁当やお菓子

受験校で昼食をとる場合は、できるだけお弁当を持参することをオススメします。
高校によっては、学食や売店がある学校もありますが、混雑して食べられないことも考えられます。
またお菓子は、休憩時間にチョコレートやクッキーなどを食べると落ち着きますし、空腹感も避けられます。
お菓子の持ち込みはダメな高校もあるので、事前に確認をする必要があります。
・【2】飲み物(水筒)

高校によっては、販売機や売店があると思いますが、売り切れや混雑で手に入らないこともあります。
できれば暖かい飲み物を水筒で持ち込むことをオススメします。
・【3】薬

常備薬はもちろんですが、必要に応じて整腸剤や鎮痛剤などを持参しましょう。
利用しないことがベストですが、あれば安心感という効果も期待できます。
・【4】カイロ・防寒グッズ・マスク・トローチ・のど飴

受験会場によっては寒いことが予想されます。
カイロは許可されるケースが多いようですが、マフラーやひざかけなどは許可されないこともあるので事前に確認しておきましょう。
また、マスクは風邪やインフルエンザ予防のために必要なものです。
乾燥を防ぐためにもトローチやのど飴も用意しておくと良いと思います。
・【5】会場までの地図

試験会場までの道順がわからないという受験生はいないと思いますが、当日どんなアクシデントがあるかわからないので念のために持参しておきましょう。
・【6】入試要項

受験生であれば、何度も読み返しているとは思いますが、何かのときに確認するためにも必要になります。
・【7】メガネ

コンタクトをしている人は必須だと思います。
視力がやや落ちていると感じている人もできるだけ早めにメガネをつくっておきましょう。
・【8】目薬

試験当日は目の疲れも相当なものです。
休憩時間に目薬をつかうと目の保護にもなりますし、スッキリしてモチベーションの維持にもつながります。
・【9】雨具・靴下

試験当日は雨や雪のことも考えられますので、雨具は必ず持つようにしましょう。
雨に濡れて風邪をひいてしまうとその後の受験にも悪影響になります。
また、当日の天候や前日の影響で靴下がぬれてしまうことも考えられます。
あくまでも必要に応じてですが、あれば安心です。
・【10】お守り

合格祈願のお守りは、試験会場で心を落ちつける唯一の味方です。
神頼みだけではなく、お守りは大切にするべきです。
高校入試の当日に忘れ物をした場合はどうすれば良いのか?
試験当日の忘れ物は精神的にも良くないので、できるだけ防ぎたいところですが、誰にでも危険性はあることです。
受験票:
受験票を忘れてしまう場合や間違えて違う高校の受験票や高校はあっていても別の日ということも実際にあるようです。
受験票を忘れた場合は、時間にゆとりがあれば自宅にとりに戻ることも可能です。
しかし、既に間に合わないと判断したときは、受験高校に報告しましょう。
事前に報告して、指示を聞くことが一番大切なことです。

筆記用具:
筆記用具は本来であれば使い慣れたものが良いですが、忘れた場合はコンビニなどでも購入できます。
試験会場の受付で気がついた場合は、素直に忘れたことを話してから指示し従うようにしましょう。
まとめ
高校入試当日の朝は、いつもの朝とはちがいます。
試験会場についてから焦るのではなく、前日までに下見や時計の準備など前もっての行動がとても大切です。
また、時間にも余裕を持って行動しましょう。