母親は見ていた!常総学院高校の入試で特待として合格した姿と合格区分【合格体験談】~茨城県~
今回は、茨城県にお住いのSさん家族の体験談を教えてもらいます。
Sさんの娘さんはもともとしっかり勉強するタイプではなく、どちらかというと注意散漫な性格だったそうです。
ただ、学習塾との相性が良く、一気にやる気になって成績がグンと上がったそうです。
ここで簡単に常総学院高等学校の紹介をします。
常総学院高校は、スポーツや吹奏楽で有名な学校です。
学業にも力をいれており、クラスによってはとてつもなく成績優秀な生徒が多数在籍していて、県内トップクラスのレベルの生徒も多くいます。
そのため、進学実績は非常にバラエティの富んでいるのが特徴です。
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【インタビュー】志望校はいつ決まりましたか?
娘は、茨城県の常総学院高校を受験しました。
常総学院高校は3つの類に別れているのですが、αコースは偏差値が68ぐらいと言われています。
娘の第一志望は公立高校の『竜ヶ崎第一高等学校』です。第二志望は私立高校の『常総学院高校』です。
この2つの高校は、学校の担任と進路相談で決めました。
受験校を決定しなくてはならない時期のぎりぎりに決めたので、12月です。
家庭で勉強に関するルールや決め事やありましたか?
勉強に対するルールは、中学3年生までは通信教材をやっていたくらいで他には何にもしていません。
夏休み明けの9月になって学習塾に入り始め、スイッチが入ったようです。
それからは日曜日以外は学習塾に毎日通っていました。
常総学院高校の受験科目は5科目なので、公立高校の受験の学習がそのまま生きたのが良かったです。
11月に実施される中学校で受ける重要な試験で志望校を絞るのですが、その試験で420点台を出したので合格できるという確信に繋がりました。
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合格したときはどんな状況でしたか?
常総学院高校は、コースが3つにわかれていてαコースは偏差値が68ぐらいですが次のコースは偏差値50台です。
αコースに合格しなかったらスライドしてβコースに合格する仕組みだったと思うのですが、αコースでも娘の場合は合格通知に『特待生のお知らせ』が入っていました。
特待生にもいろいろあるみたいですが、うちは入学金が全額免除になる位置づけだったので嬉しかったです。
正直、合格発表の日まではあまり不安じゃなかったです。
なぜかというと、αコースに合格していなくてもβコースには合格できているという自信に近い感覚があったからです。
あともう1つの理由は、2つ目の私立高校の『土浦日本大学高等学校 特進コース』を受けていたのでどちらかは合格するだろうと思っていました。
合格したとわかったとき、かなり良い点数だったので、通っていた学習塾から褒められました。
そして、特待生の扱いだったので本命は『竜ヶ崎第一高等学校』でしたが母親として鼻が高かったです。
同級生のママ共に聞いても、特待生で合格している生徒は見かけませんでした。
私立高校は2校とも合格しましたが、土浦日本大学高等学校は偏差値64くらいで常総学院高校の偏差値は68くらいなので、やはり常総学院高校に合格したときは母親として嬉しかったです。
最終的には、第一志望校だった『竜ヶ崎第一高等学校』に合格したのでこちらの高校に進学しました。
頑張ったきた甲斐もあって、受験したすべての高校に合格したので馴染みのレストランでお祝いしました。
又、娘が欲しがっていた服やバッグなど受験勉強で我慢していた分、欲しいものを買ってあげました。
本命は竜ヶ崎第一高等学校だったということもあり、5教科をまんべんなく勉強させるのが母親としても大変でした。
常総学院高校を受験させて思ったことは?
常総学院高校は、合格後入試の点数をもとに公立高校を受ける際、合格圏にある高校名を教えてくれるシステムがあります。
うちの場合、合格通知の封筒のなかに入っていました。
受験しようとしていた竜ヶ崎第一高校よりも上の『竹園高等学校』が書いてあったのが、とても励みになりました。
竜ヶ崎第一高校もかなりの進学校で合格できるか心配だったのですが、常総学院高校ならではのサービスだと感じました。
実際、もうワンランク上でも大丈夫という安心感から、竜ヶ崎第一高校も安心して受験することができましたし、実際に進学することはありませんでしたが常総学院高校の制服を見るたび嬉しい気持ちになります。
学力というのは限られた科目だけでなく、全教科まんべんなくできて初めて優秀と言えるのだと思います。
そういう意味で常総学院高校は5教科の受験のシステムになっているのに好感を持ちましたし、高校受験までに5科目を必至で学習できるというのはとても良いことだと思います。
うちの場合、勉強が嫌いで1年生からほとんど勉強をしていませんでしたが、もともと向いているのか、勉強していなくてもいつも上位1から悪くても2割程度には入っていました。
親としてもそれで油断してしまい、3年生になって2割以下に落ちたときに慌てて学習塾に入れました。
おそらく学習塾に入れたタイミングは遅かったと思いますし、もっと早く入れていればトップ校も狙えたかもしれませんが、結果的にはこれで合っていたと思います。
私立高校は公立高校と異なり、問題の傾向は学校によっても違いますので過去問は絶対にやっておいた方が良いです。
うちの場合は、一応買いましたが基礎的な学習に力を入れていたため、1回目を通したくらいであまり活用はしませんでした。
今となっては常総学院高校に進学して、特待生として通わせるのも良かったのではないかと思います。
でも、同じく竜ヶ崎第一高等学校に進学し、無事志望する難関大学に進学できたので良かったとも思っています。
共通して感じる事は、この時期に頑張って勉強する癖をつけさせたことです。
学習塾に入ってからの娘の学習態度の変化はすさまじく、常に単語帳を持ち歩いたりお風呂で使える学習本なども購入して頑張っていました。
少しエンジンがかかるのが遅くて、かなりひやひやしましたが、中学3年生の後半から学習塾に入ってもこんなに伸びるという例だと思います。
しっかり勉強するタイプではなく、どちらかというと注意散漫な娘ですが、スイッチが入った時のパフォーマンスが素晴らしいのは学習塾との相性もあったと思います。
居残りで夜11時過ぎても帰ってこないこともあり、苦手を克服できたのが偏差値68くらいの高校に合格した秘訣だと思います。
勉強ができる親友たちが学習塾で増えて、勉強できることは『かっこいいよくて魅力的』という考え方に変化したのが大きかったです。
まとめ
・中学3年生の夏休みまで、通信教材で勉強していた
・中学3年生の夏休み明けから、学習塾に入り日曜日以外は通っていた
・合格通知の封筒のなかに、特待生のお知らせと公立高校の合格圏内の案内があった
・頑張って勉強する癖をつけさせた
毎日、一生懸命受験勉強をしているけど試験となるとやっぱりどこか不安になるものです。
しかし、今回みたいに常総学院高校を受験して特待生という凄い合格を貰えるということは、娘さんにとって本当に自信につながったと思います。
また、この時期にしっかり勉強する癖をつけたことは高校に入学してからも良い習慣になったのではないでしょうか。
受験勉強を始めた時期は、周りから比べてちょっと遅い感じもしましたが集中して一気にやり切ることで一気に伸びる例にもなっています。
この話からもわかるように、短期間でもしっかり指導してくれるシステムと集中して勉強するやる気があれば合格できるとわかる体験談でした。