【千葉 高校入試】内申点『加点・減点・調整・計算方法』まとめ


千葉県高校受験
公立高校の入試と内申点は合否に影響してきます。

特に内申点の扱い方は独特なのでわかりにくいのではないでしょうか?

今回は、千葉県の公立高校に合格するために内申書の仕組みや受験方法などを説明します。

この記事を読んで、千葉県の公立高校入試の仕組みを理解しましょう。

千葉県の公立高校は内申点が重要です。中1の定期テストから対象になっているので、しっかり理解しておきましょう、

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【千葉県の公立高校の入試対策】内申書には何が書かれているの?

内申書高校受験
内申書の中身は一体に何が書かれているのかは、受験生なら誰でも知りたいところです。

内申書の内容に関しては、全国的に大きな違いはありません。

千葉県の内申書に書かれていることを説明していきます。

書かれている内容を意識することで、内申点を良くするポイントもわかってきます。

内申書に書かれる学習面の評価

内申書に書かれる学習面の評価
千葉県の高校入試用の内申書に書かれている学習面の評価は2項目。

1項目:「教科の学習の記録」

「教科の学習の記録」は、簡単に言えば「成績表」です。

内申書で最も重要な部分であることは、全国的に共通の部分だと考えられます。

計算方法は後ほど説明しますが、この成績が内申点の基準といっても過言ではないので注意をしましょう。

日頃の定期テストや授業を大切にする必要があります。

2項目:「総合的な学習の時間の記録」

各学年での郊外学習などが記入されています。

「修学旅行」「職業体験」「遠足」などが該当する行事になります。

出席状況と学校生活の評価

出席状況と学校生活の評価
出席状況と学校生活の評価は、「出欠の記録」「行動の記録(第3学年)」となっています。

「出欠の記録」には、学年単位での欠席数と欠席理由が書かれています。

「行動の記録(第3学年)」には、10項目それぞれに対して評価が満足できるレベルであれば、「〇」が記入されることになっています。

基準項目は以下の通りです。

「基本的な生活習慣」
「健康・体力の向上」
「自主・自立」
「責任感」
「創意工夫」
「思いやり・協力」
「生命尊重・自然愛護」
「勤労・奉仕」
「公正・公平」
「公共心・行德心」

評価の基準などは、不明な点が多いのでここでは書くことは難しいです。

どの項目も重要なことに変わりはないと考えられます。

特別活動の評価

特別活動の評価は、「特別活動の記録」に記入されます。

「学級活動」「生徒会活動」「学校行事」の3項目あります。

それぞれで係や役員などとして活動をした生徒に記入されます。

学校行事には、体育祭や文化祭なども含まれます。

内申書のまとめになる総合所見

内申書の最後の部分には、まとめとなる「総合所見」の欄があります。

ここには、これまでの項目と進路指導などをまとめた内容が記入されます。

基本的には生徒の良い部分の性格や行動を書いてあります。

一般的に200字以内で記入することになっているようです。

千葉県で採用されている内申点の計算方法とは?

計算方法高校受験

千葉県の公立高校の入試で使用される内申書の中身が理解できたと思います。

次に気になるのは、肝心の内申点の計算方法です。

内申点の基準点となる部分の計算方法を説明します。

実際の選抜の段階には、他の数値も絡んできますが、まずは基本を理解しましょう。

千葉県の公立高校は中学3年間の成績が重要

千葉県の公立高校は中学3年間の成績が重要
内申書で最も重要な部分は、学校の成績です。

千葉県の場合は中学1年生~中学3年生の成績が対象になります。

中学1年生と2年生は、1学期~3学期からの平均値

中学3年生は、1学期~2学期の平均値

対象科目は、「国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・外国語(英語)」の9教科。

1年生~3年生の評定を足すと最大で45+45+45で135です。

この数値を 「個人評定合計値」として一般的に言われています。

ここに 「千葉県の評定合計標準値」を足して、最後に 「中学校評定合計標準値」を引いて実際に使用する数値を出します。

内申点を上げる3つのポイント

内申点の計算方法や仕組みは理解できたと思います。

ここで、内申点を上げる3つのポイントを紹介しますので、覚えておきましょう。

内申点で学年ごとの成績が重要だと説明しました。

実際に成績表の評価を良くするには、「定期テスト」「授業態度」「提出物」の3つを大切にすることがポイントです。

「定期テスト」は、成績の70%以上に影響

もちろん日頃の小テストなども加味されますが、定期テストの存在はかなり大きなものになります。

「授業態度」は定期テスト程ではありませんが、加点減点の対象

授業放棄や妨害は論外ですが、集中力のない授業態度は減点対象です。

「提出物」は、宿題や実技科目の提出物なども含む

実技科目は上手にできるのは良いことですが、提出が遅れるのは良くありません。

提出をしないのは、かなりのマイナス印象になることがあります。

「授業態度」「提出物」は、真面目に対応をしていれば問題ありません。

中学校の成績は絶対評価

中学校の成績は絶対評価
保護者の中には自分が中学生の時は「相対評価」だったという方もいるかもしれません。

相対評価は、10段階で10をとれる人数は全体の〇〇%と決められている成績の付け方です。

この付け方は一見平等そうに見えますが、中学校のレベルなどによっても左右されます。

さらに、スタートでつまずくと取り戻すのが大変という理由もあってあまり良いとされていませんでした。

現在は、『絶対評価』というスタイルになっています。

この方法であれば、全員が「10」ということも理論上はありえるということになります。

従って、昔は必ず「1」という最低評価を受ける生徒がいましたが、現在はよほどのことが無い限り「1」はつけないようにしているようです。

高校によって異なる内申点の配点

千葉県の内申点は、先ほど説明したように以下のようなスタイルになっています。

受験生の内申点+千葉県評定合計基準値-中学校評定合計標準値

受験生の内申点は、満点で45+45+45で135点です。

千葉県評定合計基準値は、『95』と定められていますが、この数値は5段階の3.5を基準にしています。

具体的な計算に関しては、次の項目で説明をします。

今回は、このような計算式で内申点を求めていると理解してもらえればと思います。

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内申点の「加点・減点」の仕組みとバランスとは!?

内申点にある「加点・減点」の謎!
千葉県の高校入試で使用する内申点の計算方法は既に説明しました。

「千葉県評定合計基準値」「中学校評定合計標準値」が最終的にポイントになります。

既になんとなく理解している人もいると思いますが、一応ここでは千葉県の公立高校の内申書の計算方法の最終的な形を説明しておきます。

内申点に関連する加点と減点の仕組み

中学校評定合計標準値は、自分の通っている中学校の平均値になります。

この数値は毎年上下する数値なので確認をする必要があります。

例えば、自分の中学校の数値が「85」だとします。

成績がオール「3」の生徒は、内申点は81点となります。

計算式は、81+95-85=91

次に、自分の中学校の数値が「100」だった場合はとうなるでしょうか?

成績が同じオール「3」の生徒で考えてみましょう。

計算式は、81+95-100=76

あれ?同じオール「3」の成績の生徒でも、随分差が出てしまいました。

自分の通う中学校の「中学校評定合計標準値」が95よりも高くなると内申点は低くなります。

逆に「中学校評定合計標準値」が95よりも低い数値だと、内申点が加点されることになります。

これは、各受験生の成績と自分の通う中学校により異なります。

加点と減点は自分の通学している中学校がポイント

自分の通っている中学校の「中学校評定合計標準値」によって、内申点が加点・減点されることが理解できたと思います。

ポイントになるのは、「千葉県評定合計基準値」の95より「中学校評定合計標準値」の数値が上か下かによって自分の内申点が加点と減点のどちらになるかが決定します。

どちらにしても、「中学校評定合計基準値」は、自分自身ではコントロールできる数字ではありません。良い成績を取るしか手段はありません。

中学校の評定合計標準値を知る方法とは?

千葉県評定合計基準値は、常に「95」という一定の数値になっています。

>中学校評定合計標準値は、毎年のように変動します。

中学校評定合計標準値は、基本的に通っている中学校に聞けば教えてくれる数値です。

自分の成績と内申点の予想が立てられてば、ある程度の志望校決定に役立ちます。

もちろん、当日の入試試験そのもので失敗をしては意味がありません。

内申点も大事ですが、当日の入試で合格ラインに届くようにすることが重要になります。

内申書の加点と他の中学とのバランスをとるための加点は違う

「内申書の加点」、この言葉だけを聞くと受験生にとっては、重要な言葉になります。

何か特別な方法で、内申点が上がるのではないかと思うような言葉です。

今回説明した「加点・減点」はあくまでも他の中学校とのバランスを保つための手段だと考えて割り切ってしまいましょう。

生徒会活動や委員会活動で内申点が「加点」をされるのは、純粋に評価が上がるということで、千葉県の場合は数値としては残りません。

公立高校が行う内申点の調整と選抜方法とは?

調整と選抜高校受験
内申書の加点・減点の意味が理解できたと思います。

千葉県の高校入試には、「内申点の調整」という言葉も存在します。

ここでは、内申点の調整を行う理由をはじめ、入試の選抜方法を簡単に説明します。

内申点の調整も面倒な感じがしますが、ゆっくりと考えると難しいことではありません。

千葉県の公立高校にある内申点の調整

千葉県の高校入試にある「内申点の調整」とは、受験をした高校側が行う調整のことです。

従って、受験生の通う中学校で内申点を調整しているわけではありません。

内申点は成績面の数値化したものですから、あくまでも満点は135点になります。

これは、どの中学校でも変わりありません。

受験をする高校によって、この135点という内申点を様々な調整をかけることになります。

例えばA高校とB高校で、どちらの高校も学力検査は500点満点だとします。

内申点の部分にA高校は、135点×2として計算しますが、B高校は、135点×0.5として計算するということも少なくありません。

またその他加点として、「英検」「漢検」「数研」などの資格も評価対象にすることもあります。

また、生徒会活動などで活動をすることも評価にする高校も少なくありません。

千葉県の公立高校入試で内申点の調整を行う理由

千葉県の公立高校入試で高校側が内申点の調整を行う理由は、さほど難しく考えることではありません。

それぞれの高校が欲しいと思う受験生のタイプを表す結果になります。

内申点を高く調整する高校は、受験生の中学での生活を重視していると考えられます。

一方、内申点を低く調整している高校は、当日の学力検査を重視していることがわかります。

千葉県の公立高校の選抜方法

千葉県の公立高校の前期選抜について簡単に説明をしておきます。

千葉県は現在、前期選抜と後期選抜の2回にわかれて試験を行っています。

詳細はいずれ説明しますが、前期を2月に行い普通科高校は定員の60%を上限に募集します。

残りの40%を後期選抜として3月に試験を行います。

千葉県の公立高校の選抜方法が変わる

現在は、前期と後期の2度の選抜試験を行っている千葉県の公立高校入試ですが、2021年度からは、1度だけの入試に変更となります。

2021年度なので、2018年4月に入学した中学1年生の生徒が該当します。

詳細はまだわかりませんが、内申点だけでなく入試スタイルの変更にも注意をする必要があります。

まとめ

・内申書に書かれる内容は、『学習面』『出席状況と学校生活』『特別活動』『総合所見』
・内申点の計算式は、受験生の内申点+千葉県評定合計基準値-中学校評定合計標準値
・内申点を上げるポイントは、『定期テスト』『授業態度』『提出物』を意識する
・内申点の『加点・減点』は、他の中学校とのバランスを保つ手段だと割り切って考える
・内申点の調整を行う理由は、高校が欲しいと思う受験生を表す結果
・2月に普通科高校は定員の60%を上限に募集。残りの40%を後期選抜として3月に試験を行う
・2021年度からは、1度だけの入試に変更となる

千葉県の公立高校入試の内申点は基本的に、中学1年~中学3年生の総合的な成績を基準としています。

特殊な点は内申点を中学校によって加点・減点される仕組みです。

また、高校側も入試選考の際に内申点の調整を行うことで、学校独自の選考方法を行っている点も他県とは異なる部分になります。

加点・調整という言葉は、内申点そのものにも使用される言葉です。

混同しないように理解をしておきましょう。

また、内申点に大きく影響する定期テストは、中学1年生から評価されています。

とくに公立高校を目指している生徒は内申点の重要さは伝わっていると思います。

日頃から教科書を学習し、定期テストで高得点を狙っていく。

そして、中学3年生のときには進路を選べるように幅を広げておく。

進路の幅を広げるためにも、中学1年生から定期テストを大事にしていきましょう。

次の記事で、塾に行かなくても内申点を上げることができる定期テスト対策をまとめました。

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