【高校受験】喘息で不登校になった息子が高校に合格できた体験談

【高校受験】喘息で不登校になった息子が高校に合格できた体験談
不登校で悩んでいる親御さんはたくさんいます。

不登校の原因は様々ですが、我が家の不登校の原因は病気でした。

息子は子供の時から体が弱く、入退院を繰り返しています。

小学校に上がってからも虚弱な体質は変わりません。

特に発作的に起こる喘息の症状が激しく、何度も呼吸困難になっては救急車で運ばれたこともありました。

本人も子供ながらに突然訪れる喘息に、常に恐怖心を抱いていたのでしょう。

もちろん、吸入器は持ち歩いていました。

しかし、悪気なく「それなあに?」と興味を示してくる生徒たちもいるものです。

そのことが嫌だったか息子は、学校に登校することを渋るようになりました

学校からは息子の喘息に理解を示してもらっています。

そのことを息子に伝えて、なんとか学校に行くように声かけをしても、「体調が悪い」「胸が苦しい」と言い出す始末。

健康体の子供であれば学校に行きたくない仮病だと分かるのです。

しかし、本当に体調が悪いこともある息子にとっては、どこまでが仮病なのか親でさえも判断することは難しかったです。

そこでこの記事では、息子が病気による不登校から高校受験を成功させるまでの過程を、順を追ってお話ししていきたいと思います。

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体の病気と心の病気。不登校になるきっかけ

体の病気と心の病気。不登校になるきっかけ
お子様の体の病気で、普通の学校に通えていないご家族はたくさんいらっしゃるでしょう。

今では院内教育を取り入れている病院も増えていて、ドナルドケアハウスという家族が近くに住める施設もあります。

喘息やそれ以外のいくつかの病気を持っていた息子。

常に入院が必要な状態ではなかったため、週に2回の通院を繰り返しながら普通学級に入学することが許されました。

初めのうちは楽しそうに学校に通っていました。

しかし、度重なる喘息の発作や種目によっては休まなくてはいけない体育の授業などが重なるうちに、親友たちとの温度差を感じ始めたのだと思います

「どうして僕だけダメなの?」

「みんなの目が気になる」

などと訴えてくることが増えてきました。

さらに止まらない咳で食べていた給食を吐いてしまうこともありました。

このことでデリケートな子供の心を傷つけたのだと思います。

いつしか息子の中で「学校には行きたくない」「病院のほうがまだいい」という思いが強くなっていきました。

病院にいれば、自分と同じような症状の患者がたくさんいて、多少のことではお互いにびっくりしたり、引いた目で見られたりすることはないからです。

このように身体的な病気から、不登校になりがちな子供は多いです。

そこで無理して親が行かせようとするほど、心の病の方が強くなってしまいます

とはいえ、入院までは必要ない子供を受け入れてくれる病院はありません。

院内教育も入院している子供だけが対象です。

また、小学校にある特別学級に編入するのも、実は細かい規定がたくさんあるのです。

一般的なIQや学力があって、コミュニケーション能力もあり、発作の時以外は大人の介助が必要ない息子は、特別学級での受け入れも「主旨が違う」ことになってしまうのです。

不登校でも勉強したい。どうすればいいのか?

不登校でも勉強したい。どうすればいいのか?
病院の院内学級も無理、学校の特別学級も無理となれば、息子の受け入れ先はどんどん限られます。

フリースクールを選択する方法もありましたが、結局は大勢の生徒が集まる中で息子の緊張は変わりません

残された道は家に家庭教師を招くか、通信教育で勉強を進めていくかです。

それでもやれるだけの事は色々試してきました。

体調が優れない時は教室に入らず、保健室に運んでもらった机で勉強させてもらったり、学校内のフリーの先生にマンツーマンで教えてもらったりしていました。

学校に通うことができない子供が、少人数で集まって勉強を教えてくれる場所も探しました。

しかし善意でボランティアでやっているところも多く、喘息の発作などで苦しむ息子を見て、「何かあった時に責任が取れない」と断られてしまうこともありました。

息子自身は勉強が嫌いではありません。

体を動かすことが子供の時からできなかったので、運動よりも本を読んだり、何かを覚えたりすることが好きな子でした。

したがって発作さえなければ、何時間でも机に向かっていることは平気な子供でした。

また病院の先生からは、息子は小児喘息。

大人になるにつれて症状は和らいでいくというふうに言われていました。

栄養バランスのとれた食事と、適度な運動によって体力をつけていけば、普通の人と同じような生活が送れるということです。

そのことは私達親子にとっては希望でした。

なんとしてでも正常な体力を取り戻した時には、他の子と同じように普通の高校生活を送ってほしいという願いがありました。

この気持ちは息子も同じだったようです。

心の中ではずっと、「みんなと同じような学生生活を送りたい。」そう思い続けていたのです。

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【不登校】喘息の不安との戦い。高校受験を乗り越えるために

【不登校】喘息の不安との戦い。高校受験を乗り越えるために
極度の喘息の発作から学校に行くことをためらうようになった息子。

不登校でありながらも自分なりの勉強方法で勉強を続けてきました

体が大きくなるにつれ、主治医の予想通り息子の喘息の症状は緩和していきました。

それでもまだ発作による呼吸困難が起きてしまうこともあります。

場合によっては、あまりの過呼吸で気を失って倒れてしまうこともありました。

しかし、成長するにつれ病気への対処方法は身につくもの。

自意識は加速していきます。

髪型なども気にするような年頃になってきた息子。

知らない人に発作が起きている状態を見られることは耐えられないことだったのでしょう。

高校受験を真剣に考える中で、いつまで喘息の発作と戦わなくてはいけないのか?ということは大きな問題でした。

小児喘息とはいえ、完全に症状がなくなるまでには個人差があります。

また小児喘息から、慢性的な喘息に発展する大人も少なくありません

「もしも受験の日に発作が起きたらどうしよう・・・」

その不安だけが、息子の中で日に日に大きくなっていきました。

高校入試。持病持ちの生徒への対応が柔軟に

しかしこれに関しては、私も色々調べ直接電話をして問い合わせる中で、最近の受験は昔のようなガチガチなルールに縛られていない柔軟な対応がされていることを知りました。

例えば、持ち込みが厳しく制限されている受験本番でも持病による薬の持ち込みや、息子のようにいざという時に吸入器が必要な生徒の場合は、それらの持ち込みを許している高校がほとんどです。

またさらに生徒の体調面を考慮した柔軟な対応をしている高校では、試験監督の許可のもとトイレに途中退席することが認められていたり、水分を摂ることを許している高校もあるとのこと。

頻尿やパニック障害など、あらゆる生徒を考慮した対応がされていることに時代の流れを感じました。

実際に調べる中で、「こんな学校もあるんだって!」と息子に伝えていくうちに、受験当日の発作に対する不安は少しずつ解消されていきました。

高校受験に向けてラストスパート。学校以外の勉強方法について

高校受験に向けてラストスパート。学校以外の勉強方法について
病気に対するいざという時の対処方法を攻略していくうちに、さらに高校受験に向けて具体的な取り組みを行っていくようになりました。

それまでも自分なりの勉強方法でそこまで勉強の遅れを感じていなかった息子ですが、希望する高校に受験となると「受験対策」も必要になってきます。

そこで息子が取り入れたのは、スタディサプリによる勉強でした。

スタディサプリとは数多くある通信教育の中の一つで、スマホやタブレットなどを使いながら受験に強いプロの講師の講義を視聴することができるサービスです。

また幅広く勉強することができ、教科書の復習や定期テスト対策、公立高校の受験対策まで学べます

行きたくても通うことができなかった学習塾の雰囲気を、家にいながら味わうことができるスタディサプリに息子はすっかりハマっていきました。

私も何度か拝見しましたが、有名講師の授業はどれも面白く、「こんな授業が家で聞けるなんて、私の時代にもあったらあんなに塾のお金はかかっていなかったのに・・・」と思ったものです。

家で勉強する息子がスタディサプリを気に入った理由とは

スタディサプリでは、動画の途中で再生をストップすることも巻き戻すことができます。

息子のように持病による発作が起きた時も気にすることなく、何度も視聴し直すことができます。

これって家庭教師でも可能だと思う人もいるかもしれません。

しかし、対面だと何度もこのようなことがあると、遠慮する気持ちが生まれてきてしまうものなんです

息子は誰に気兼ねすることもなく、完全に自分のペースで納得がいくまで勉強ができるスタディサプリに、勉強時間の多くを裂くようになりました。

さらにスタディサプリはそのまま屋外に持ち出すこともできます。

訓練も兼ねて人がたくさんいるところで勉強をする道具として用いることもできました。

家でもできる。

外に持ち出すこともできる。

テキストを広げるわけではないので、場所を選ばない。

何度も同じところを再生することができる。

これらの要素がすべて息子のような症状に合っていて、とても有効に活用することができました。

いざ高校受験本番!そして現在の息子

いざ高校受験本番!そして現在の息子
スタディサプリで受験対策をみっちりと行うことができた息子は、万全の態勢で受験当日を迎えることができました。

事前に主治医から発作を抑える薬を処方してもらい、さらに数ある高校の中で病気に対する理解が深い学校を選んで受験しました。

おかげで平常心で受験をすることができた息子は、受験当日一度も発作を起こすことなく、無事に勉強した成果を出すことができました。

様々な不安に打ち勝って受験を成功させることができた息子は、今では元気に毎日高校に通っています。

通院も月に1回まで減らすことができ、体育の授業もほとんど全部出席することができるまでになりました。

今息子が目指している道は、医療への道です。

男性看護師を目指して、自分と同じような症状で苦しんでいる子供たちの助けになりたいと、小児科を希望して勉強中です。

まとめ

私個人としては、目が悪い子は眼鏡、耳が不自由な子は補聴器といったふうに、様々な病気によって必要なケアや道具があることを、もっと多くの人が認知してくれる社会になれたら素敵だと思っています。

それが子供のうちから当たり前になれば、もっと堂々と自分の病気と向き合える子供が増えるのではないでしょうか。

と同時にスタディサプリのような、どんな子供にも対応できる勉強方法を利用していく。

学力でも悩んでいる親子に知ってもらえれば、必要以上に深刻になることなく、将来の選択肢を増すことができます。

ぜひ息子が選んだ最新の通信教育を、昭和世代の親御さん達に知ってもらいたいです。

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