【高校受験】メンタル面で不登校になった妹が高校に合格できた体験談

【高校受験】メンタル面で不登校になった妹が高校に合格できた体験談
現在高校2年生の娘は、中学校の時に不登校を経験しています。

今では元気に毎日高校に通っていますが、あの頃の私達家族は学校に行けない娘のことを思っては、暗い空気が漂っていました。

まるで娘を腫れ物に触るような感じで、不登校のことを話題にすることを避けていたような雰囲気です。

どうして娘が不登校になってしまったのか?

その原因ははっきりとしています。

この体験談では、我が家の娘が不登校になった原因を通して、家族として親としてどうすることが正解だったのか?

そしてそんな娘が無事に高校に入学できた理由などを紹介していきます。

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マイペースな妹が不登校になった理由とは?

不登校になった理由は姉!?妹は比較されることで
我が家の家族構成は、主人と私、そして二つ歳が離れた娘が二人の四人家族です。

姉妹は小さい頃から仲が良く、姉は妹の面倒をよく見てくれ、そんな姉のことを妹は慕っていました。

「2歳差なら喧嘩も多かったんじゃない?」と聞かれますが、親の私が感心するほど姉妹は喧嘩をすることがほとんどありませんでした。

それは思うに姉の性格が関係しています。

姉は面倒見が強くしっかりとした性格で、妹が生まれたその日からお世話をすることに命をかけてくれました

例えば姉だけにもらったお土産のお菓子も、必ず妹の分までとっておく。

一個しかない時は、半分しか食べずに妹の分をとっておくような姉でした。

また社交的で人見知りもせず、勉強やスポーツも一生懸命になれる優等生タイプ。

よそからの評判もよく、親としてもとても頼りがいのあるお姉ちゃんでした。

一方二つ下の妹はマイペースなところがあり、競争意欲のあまりないおっとりとした性格でした。

いつでも姉の後ろをくっついて歩き、何か困ったことがあるとすぐに姉に頼る所がありました。

同じことをやっても姉の方が要領よくできるのに対し、妹は時間がかかり失敗することも多かったです

例えば夏休みの自由研究が良い例で、姉が自分で考えて作る自由研究はいつもを工夫がされていて、クラス代表で展示されるような作品ばかりでした。

対し妹の自由研究は、作るだけの自由研究キットを買って説明書の通りに作っても、いびつな仕上がりになってしまったり、途中で壊れて挫折してしまうこともしばしばありました。

中学に入って不登校になったのは、そんな不器用で頼ることに慣れきってしまった妹の方です。

一般的には生真面目なタイプの姉のほうが不登校になりやすい印象で、下の子の方がちゃっかりと生きていくようなイメージですが、我が家の場合は違いました。

最初は妹の方が不登校になった原因は、何でも器用に物事をこなせないことや、姉に頼ることに慣れてしまって忍耐力がついていなかったことが要因だと思っていました。

しかし不登校のカウンセリングを重ねるうちに、妹の心の中に蓄積されていた「ある思い」に気がつくことができたのです。

不登校の原因は姉!?妹が抱いていた劣等感とは

不登校になった妹が姉に抱いた劣等感
少し衝撃的な表現をすると、妹は姉のことを憎んでいました。

あんなに妹のために尽くしてきた姉なのにどうして?と思われるかもしれませんが、全てにおいてデキる歳の近い姉に、妹は強烈な劣等感を抱いていました。

このことに気がついたのが、妹の不登校と本気で向き合うために通いはじめたスクールカウンセリングでの療育からです。

スクールカウンセリングでは、不登校になった妹だけではなく、家族構成や姉との関係についてまで、幼少期に遡って聞かれました。

その中でも一番衝撃だったことは、カウンセラーから「お姉さんは妹さんのために尽くしていたのではなく、妹さんを自分の支配下でコントロールしようとしていたのです。」と言われたことです。

これは歳が近い同性の姉妹によく見られることで、最初のうちはお世話をするつもりでかまっていても、そのうちその行動自体が自分を優位に立たせるための目的に変わってしまうことがあるようです。

姉にはその自覚が薄くても、支配を受ける側の妹には敏感に伝わってしまいます。

勉強もスポーツも、人付き合いや大人からの評価に至るまで姉に叶うことが何一つ見つけられない妹と、それを逆手にとった姉の抑圧的な行動に、次第に妹の心が蝕まれていきました。

完全に生きることの自信を失ってしまった妹は、学校での自分の居場所もなくなってしまいました。

もしも姉妹の年の差が3つ以上離れていれば、状況は変わっていたかもしれません。

劣等感を抱く存在が同じ学校にいるということは、妹にとっては脅威でしかなかったのです。

また妹のこのような気持ちを少しも感じることができなかった私も、大変落ち込みました。

「面倒見の良い姉とそんな姉を慕う妹」そう思うことで家族円満だと信じていたかったのかもしれません。

本気で変わらなくてはいけないと思った私たち家族は、辛いようですがその事実を姉にもしっかりと理解してもらいました。

最初は「自分のせい?」とショックを受けていた姉ですが、昔から勘が強い子なので「実は自覚している部分もあった」と打ち明けてもくれました。

そして「妹と自分が距離を置くのが一番良い」という判断のもと、前からの夢でもあった県外の専門性の高い高校に通う決断をしてくれました。

姉の自分を犠牲にするような行動に親として申し訳ない気持ちにもなりました。

しかし、もとから目指していた道でもありますし、何よりも妹の心を取り戻すためにも家族一丸となって最善の方法を尽くす時でもありました。

そして妹が中学2年に進級する時、姉は県外の高校に入学し家を出て寮生活が始まりました。

そのことがきっかけで家の中に漂っていた不穏な空気が薄れていき、次第に妹の表情が明るくなっていったのです。

出席日数も増えてきて、ついには高校進学を具体的に希望するようにまでなっていきました。

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高校受験に向かって、妹に訪れた新たな試練とは

不登校だった妹に訪れた新たな試練
相変わらず授業日数は足りていません。

しかし、「自分も高校に通いたい。できれば定時制や通信制ではなく、普通科の公立高校に進学したい。」という欲が、妹にも生まれてきました。

県内には授業日数が足りていない妹の学力でも、もう少し踏ん張れば進学できる公立高校はあります。

しかし、高校受験に向けて新たな問題が、妹自身の心の中にあったのです。

それは、長年姉への劣等感で培ってきた「無力感」と「無欲感」です。

何をやっても姉に勝てることはない。

どうせ認められて褒められるのは姉の方だけ。

という考え方が、いつしか妹から頑張る力はおろか、夢や希望を持ち続ける力を失わせていたのです

高校に進学したい。受験を頑張りたい。

という気持ちを保ち続けることが、妹にはできないことでした。

精神的な浮き沈みが激しく、「お姉ちゃんは私のせいで家を出て行った」と言って泣き出すこともありました。

このような気持ちのまま志望校を選択して、受験に向けて計画を立てて勉強していくメンタルを保つことができるのか?

これが妹が高校受験をするにあたって、一番乗り越えなくてはいけないことでした。

学力が上がればメンタルも自信がつく。不安を乗り越えた勉強法とは

不登校な妹のメンタル。学力からつけられる自信がある
妹のメンタル面に不安を抱えつつも、定期的に通っていた不登校のカウンセリングのおかげで、受験の日を迎えるまで踏ん張ることができました。

特にカウンセラーの先生に言われたことは、

「メンタル面での波を意図的にコントロールすることはできませんが、学力だけはやり方次第でコントロールすることができます。そしてその安定した学力が、結果良いメンタルを生み出す時があります。」ということです

これは精神の病を抱える人が、まずはからだの健康をしっかりと保つことでメンタルを整えるように、自信となる基礎を学力でつけていこうとするアプローチ方法です。

そのために妹は、学校で追いついていない分の勉強をスタディサプリで補うことにしました。

スタディサプリは、妹自身が自分で見つけてきた通信教育です。

妹の意思を尊重することが心の回復には大切で、親の方から「この塾にすれば?」「家庭教師はどう?」という提案は一切しないように気をつけていました。

スタディサプリは妹の親友の一人が実際にやっていて、どのような内容のものかを自分の目で確かめたことがあるようです。

「料金も安いし、やってみてもいい?」と聞いてきた妹に、二つ返事で承諾しました。

実際にスタディサプリは妹の性格に合った勉強方法だったのだと思います。

スマホやタブレットなどを通して勉強をする方法なので、そこで誰かと学力を比べられたり、ましてや姉と比較されるような世界では全くありません。

そこそこ田舎の環境に住んでいたので、塾などに通えば必ず姉の知り合いに会うことになり、先生が一緒であればなおのこと妹の劣等感は抜けないままだったでしょう。

妹は中学2年生の途中から始めたスタディサプリで、徐々にではありますが登校していなかった分の授業を取り戻すことができました。

その結果は定期テストで点数として表れるので、「学校に行けてなくてもテストの点数が取れている」ということが、妹の自信につながっていきました。

相変わらず感情の起伏が出てしまう時はありました。

それでもテストなどの大事な局面で学校を休むことがなかったのは、カウンセラーの先生が仰ったとおり、学力での自信が後押ししてくれたおかげだと思っています。

不登校を乗り越えて高校デビューした妹

不登校を乗り越えて高校デビューした妹。姉との関係は
無事に自分で選んだ高校に自分の力で合格することができた妹は、今では楽しい高校生活を満喫しています。

不登校で悩んでいた頃が嘘のように、勉学に励む姉とは対照的に、バイトにも精を出すすっかり「イマドキ」の女子高生です。

高校に入ってすぐにできた彼氏の存在も、妹の人生をより明るくしてくれています

高校と同時に家を出て寮生活をしている姉も、今ではそのまま家に戻らず一人暮らしをしながら、希望の大学で目指す道を歩いてます。

そんな姉と妹は、今では頻繁にLINEのやり取りをするほどの仲良し。

ちなみに妹は高校に進学した今も、スタディサプリを継続しています。

バイトにデートに忙しい毎日で、スタディサプリが赤点を取らなくて済む拠り所になっています。

あまりにも対照的な姉妹ですが、親としてはどちらも個性を生かしてこのまま幸せな人生を歩んでいってもらうことを、ただただ願っています。

まとめ

メンタル面で学校に行けない不登校の生徒は多いです。

そんな生徒たちも好きで不登校になったわけではなく、学校に行きたい、一緒に遊びたいという気持ちはあります。

健全な生徒たちと同じ生活を過ごしたいのです。

そのためにも、1つずつ不登校になった原因を克服していく。

克服するには、今回の体験談みたいに家族で話し合ったり、カウンセラーに相談したりして答えを見つけていくしかありません。

とても大変です。

しかし、子どもの将来を考えると諦めることはできますか?

できることからやっていくしかないのです。

また、メンタル面と同時に高校受験という大きな試練があります。

不登校だからといって高校受験が免除されるなんてありません

他の生徒と同じように試験はあります。

しかし学校に行っていないから、学力の不安は隠せません。

今回の体験談では、遅れた学力をスタディサプリを利用して取り戻しました。

メンタル的に対人が苦手な生徒は、塾や家庭教師よりもスタディサプリなどの通信教材の方が相性がいいです。

マイペースに学習できるので精神的な負担も減ります

とても大変だとわかっていますが、不登校を克服して明るい将来に向かって進んでいる生徒は多いです。

明るい将来のため、まずはできることから行動してみましょう。

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