【県外受験の疑問!?】県外の公立高校を受験するための手続きとは
県外受験ってどのような手続きをするか知っていますか?
大学受験に関しては、県外の大学を受験するのは一般的なことです。
しかし、高校受験に関しては、一体どのような状況になっているのでしょうか?
私立高校の県外受験は問題ありませんが、公立高校に関しては都道府県によって異なります。
あくまでも全ての都道府県で可能な状況ではありません。
今回は、県外の公立高校の受験について受験資格や手続きに関して調べてみました。
県外受験を考えている方は、この記事を読んで県外の公立高校の受験の仕組みを理解しましょう。
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【疑問1】県外の公立高校を受験することは可能なのか?
基本的に公立高校の県外受験に関する規則では受験可能となっています。
ただし、県外受験をするには指定条件をクリアしておくことが必要です。
各都道府県ごとに異なる規則がありますが、県外受験に関する公立高校の受験資格を説明します。
規則は変更する可能性もあります。
この記事の内容と違いがないか確認することが大事です。
公立高校に入学するためには保護者と一緒であることが必須条件??
基本的に公立高校の受験資格には、「学区内」という規則があります。
入学式当日までに学区内に居住(住民票を移動し、引っ越し)しておく必要があります。
学区内に居住していれば良いのは、生徒だけではいけません。
保護者も同じでで入学式までに学区内に居住しておく必要があります。
例えば、引っ越す予定で県外の公立高校を受験した後に引っ越しが取消になったときは、早急に現在の住居学区内の高校に転学する手続きをしなければなりません。
また、保護者が県外に暮らして居る状態で、生徒が祖父母など親戚の家から公立高校に通うことは原則できません。
基本的に保護者と同じ学区内が基本となります。
保護者が海外に暮らしている場合は、例外です。
保護者が海外で生徒だけが国内の場合は、親族の家から公立高校に通うことも可能です。
あくまでも保護者が国内に住んでいる場合は、生徒も同じ学区内の公立高校受験が必須になります。
仮に県外の受験で合格をした後でも、入学取消になることもあります。
親子が一緒に居ることがポイントになります。
どちらにしても、家庭の事情なども含め自身で解決が困難な場合は、直接公立高校の入試要項の確認や中学の担任などに確かめる必要があります。
公立高校の県外募集。全国から募集をおこなっている公立高校
文部科学省初等中等教育局児童生徒課は、毎年10月頃に「公立高等学校入学者選抜の県外募集の実施状況」を公表しています。
各都道府県が全国からの受験を受け付けているかの判断は、リストで確認できます。
県外募集の実施状況をリストで確認することをオススメします。
2018年度の全国から公立高校受験を受け付けている都道府県は32道県でした。
逆に受け付けていないのは以下の都府県になります。
- 青森県
- 宮城県
- 福島県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 富山県
- 福井県
- 愛知県
- 京都府
- 大阪府
- 香川県
- 佐賀県
- 沖縄県
ただし、上記に記載している都府県の中でも特定の県外受験を認めているケースがあります。
例えば、地域によって行っている隣接県協定。
各都道府県で「隣接県協定」を締結している場合は、県外募集をおこなっています。
公立高校の受験に関しての募集要項は、毎年同じとは決まっていません。
規定や条件も変わる可能性もあります。
必ず事前に『文部科学省初等中等教育局児童生徒課』のホームページなどで確認して下さい。
県外の公立高校を受験する条件とは?
ちょっと難しい制度について説明したので、混乱気味なるかもしれません。
ここで簡単に県外公立高校受験の条件をまとめておきます。
- 保護者が国内に在住している場合
- 保護者が海外に在住している場合
- 県外募集をおこなっている都道府県・県外募集をおこなっていない都道府県
⇒同じ学区内の公立高校を受験することになる
⇒親族の家がある学区が対象
⇒住民票の移動と引っ越しなどを済ましていれば受験可能
ただし、引っ越し等が取りやめとなった場合は、合格後でも入学資格を失うことになるので早急に学区内の高校で手続きをする必要があります。
原則的に県外募集をおこなっていない都道府県でも「隣接県協定」を締結している場合は、別途条件が発生しますが、受験可能です。
一方で、受験可能になっている都道府県でも全ての高校で受験可能になっている都道府県もあれば、一部の高校のみで受験可能になっているケースもあります。
各都道府県で細かい部分で受験要項に違いがあるので、充分に注意をする必要があります。
事前に受験予定先の都道府県の教育委員会で確認することをオススメします。
【疑問2】県外の公立高校を受験する時の手続き方法とは
公立高校の受験は、各都道府県の教育委員会の許可を得ることで受験が可能になります。
この流れは学区内であっても学区外であっても基本は変わりません。
ここでは、県外の公立高校を受験するときの手続きに関する内容を説明します。
事前に提出しなくてはならない書類もあるので早めに準備をしましょう。
受験先の教育委員会に申請する
公立高校の県外受験をするには、教育委員会の許可を得る必要があります。
許可を得るには、受験先の管轄教育委員会へ書類を提出して申請することになります。
受験希望の公立高校を管轄している教育委員会から募集要項や申請書類を取り寄せます。
各教育委員会の公式サイトからダウンロードできる都道府県もあります。
必要な書類をそろえてから期間内に教育委員会に提出をします。
書類の提出方法に関しても各都道府県によって異なるので注意が必要です。
保護者や代理人が直接、教育委員会に書類を持ち込むことを許可している地区もあります。
一方で、中学校を通して書類を提出する地区も存在します。
書類の提出などは、在学中学校で確認をするのが基本ですが、進学希望先の教育委員会に直接確認をとっても良いです。
他県の公立高校を受験しないことを証明する必要がある
公立高校の県外受験をするときは、中学校の校長から他県の公立高校受験をしないことを証明する必要があります。
簡単に言えば、受験希望校以外の公立高校は受験できないということです。
中学校で作成してもらう証明書の形式も各都道府県によって様々です。
都道府県によっては、他の書類提出も中学校を通じて提出することもあります。
公立高校の受験に関しては、県の内外にかかわらず中学校との面談や相談は必須条件です。
正直面倒ですが、必ず事前に相談をするようにしましょう。
転居による受験の場合は証明書が必要になります
転居の予定がある場合で県外公立高校受験をするときは、転居を証明する書類が必要になります。
提出する証明書の種類は、各教育委員会によって異なります。
もちろん、転居が中止になった場合は、県外受験が不可能になることも考えられます。
事前に説明したケース以外の場合は、地元の学区内の公立高校を受験することになります。
転居による提出書類に関しても、管轄教育委員会によって異なります。
大事な手続きになりますので、事前に中学校や受験先の教育委員会に確認することが重要になっています。
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【疑問3】公立高校の県外受験はやっぱり不利なのか?
県外の公立高校を受験する際に気になるのは、 不利な状態で受験することになるのでは?ということだと思います。
受験資格や必要書類は保護者が中心ですが、実際に受験をするのは受験生です。
ここでは、公立高校の県外受験の有利・不利について説明をします。
教育委員会では県外と県内の受験生に差をつけていないとなっていますが、本当にそうなのでしょうか?
中学校での履修内容や高校受験の入試問題に違いがある
公立高校の入試問題は、一部の高校を除き中学校の教科書を超えない内容が出題範囲となっています。
注意をしたいのは、「履修内容」の違いです。
公立中学校は、国が定める「学習指導要項」を基準に教育内容が決まります。
ただし、教育課程に関しては中学校側が編成をおこないます。
公立中学校の管轄は「国」ではなく、地方自治体である市区町村です。
従って、市区町村の教育委員会が各中学校の教育課程作成に関与します。
中学校の教科書は、国が検定した教科書から各市区町村で出版社を決めて中学校で使用していきます。
教科書の内容は、大きく見れば同じですが順番や内容に若干の違いがあります。
引っ越しの時期や各中学校の違いで、習うタイミングがずれるのはこのような理由からです。
よって、事前に高校受験の出題範囲を確認しておくようにしましょう。
県外からの入学者数は、決して多くない
公立高校の県外受験で他県と県内の受験生に差をつけないとなっていますが、実際には募集人数などに大きな違いがあります。
あくまでも県外受験生は少数と考えて間違いありません。
実施の募集人数に関しては、各高校によって異なるので一概には言えません。
ただし、地元の受験生に比べると簡単な入試にはならないことが予想できます。
転居先の私立高校の併願も視野に入れるのもひとつの考え方です。
また、募集数や受験者数なども事前に確認しておくことが重要です。
合格者の決定に際して不利になることがあるか
各都道府県の教育委員会は、県外と県内の受験生に有利不利はないと見解しています。
確かに表面上は、有利不利が出ないように工夫をしていることは事実です。
実際の合否の決定は、各受験校によって考え方が異なります。
特に公立高校の場合は、内申書の扱い方が違うので割合の確認が必要です。
基本的に内申点を重視する場合は、地元にいる受験生の方が有利になると考えられます。
少なくとも県外の受験生が有利になることはありません。
県外の公立高校を受験するときは、事前に多くのことを調べることが必要です。
同時にある程度のリスクを承知で受験することになります。
【疑問4】公立高校の県外受験にはどのような服装が良いのか?
公立高校の県外受験に関して入試内容以外にも気になることがあると思います。
特に試験当日の服装に関しては、迷う人もいるのではないでしょうか?
ここでは、高校入試の服装に関しての説明をしていきます。
制服と私服のどちらが良いかも事前に理解をしておくと安心できると思います。
制服と私服はどちらがいいのか
公立高校の受験要項に服装に関する指定がなければ、制服と私服のどちらでも受験が可能ということになります。
ただし公立高校の受験は、制服を着て受験するのが一般的です。
可能であれば、制服で受験をすることをオススメします。
筆記試験以外に面接をおこなう高校もあります。
面接試験は、基本的にフォーマルな服装が理想です。
中学生のフォーマルな服装は、「制服」です。
従って可能な限り制服で受験に挑むようにしましょう。
自分の通っている中学校に制服がない受験生や特別な理由で制服を着ていけないという受験生もいると思います。
この場合は、私服を着ることになります。
ただし、制服に近い服装を選択する必要があります。
上着・シャツ・靴それぞれに中学校の制服に近い服装にすることをオススメします。
服装を選ぶときの注意点
ここからは、受験全体にも共通する内容でもあります。
制服はともかく私服の場合は、特に注意をしなければなりません。
英字や漢字などのカンニングと疑われるような服装は避ける必要があります。
特に英字に関しては、即受験資格を失うケースもあるので要注意です。
次に温度調節に注意をする必要があります。
公立高校受験の多くは、2月~3月頃なので、受験する都道府県で気温がかなり違います。
特に気温差が激しくなる地域で受験をするときは、事前に周辺の気温や湿度などを調べておくことをオススメします。
服装と同時に身だしなみにも注意をしよう
受験にとって服装も充分に重要なことです。
同時に身だしなみを整えることを意識するようにしましょう
筆記試験だけでなく面接が必須となっている高校の場合、身だしなみの善し悪しで日頃の生活態度も見られてしまいます。
身だしなみでできるだけ避けたい内容の項目をいくつか掲載しておきます。
下記のような態度で面接に向かうのはNGになります。
- 茶髪やパーマを避ける
- 前髪が目にかからないようにする
- ピアスやネックレスなどのアクセサリー、メイクを避ける
- 爪をかなり伸ばす
必ずしも上記の服装が全て合否に関わるとは言えません。
ただし、派手な服装は基本NGだと理解欲しいと思います。
まとめ
今回は、公立高校の県外受験に関して説明をしました。
県外の公立高校を受験するためには、様々な条件を満たす必要があります。
仮に条件に問題がなくても、受験までに多くの手続きが必要になります。
また、受験生にとっても試験形式や範囲もわからないと不安になっていきます。
公立高校の県外受験を検討している保護者や受験生のできることは、事前の確認と受験に対する対策になります。
事前に理解しているのと知らないのでは大きな差がでます。